電子書籍は電子文庫パプリの夢を見るのか

電子書籍に統一規格、流通や著作権を官民で整備
電子書籍の規格はEPUBとAZWの2つに収斂しそうなので,いまさら新規格を持ち込んだところで普及しない。
国内での流通ルールの整備なんてことを言い出しているが,これはiTunesで日本だけがマイケル・ジャクソンを買えないのと同様の不便を利用者に負わせるのだろうか。電子書籍の流通に関しては,AmazoniTunesかの二択で,これから新規参入するとなると,またmoraの悲劇が繰り返されるのか。
いまさら後出しで電子書籍も無理やり再販指定にして一般書籍と同価格で販売しなければならないなんてルール化は勘弁してもらいたい。
どうみても,既存の市場構造を守りたいひとたちの集まりにしかみえない。利用者不在で日本の電子書籍市場は再び電子文庫パプリを立ち上げるのか。